
金福商店が、日本の伝統文化をアップサイクルしたフットウェア「The Kimono Footwear|和魂 WA-soul」の本革スニーカーの販売を、2026年1月中旬より開始する予定だ。
Made in Japanの本革スニーカー「和魂」


「The Kimono Footwear|和魂 WA-soul(以下、和魂)」は、Made in Japanの本革スニーカー。

アッパー側面に着物の正絹生地(反物)をアップサイクルしたパーツを使用しており、上品な艶と柔らかな肌触りの正絹生地には、職人の手により美しい意匠に昇華した日本の姿が描かれている。吉祥の扇、咲き誇り儚げに散る桜、移ろいゆく紅葉の姿、しんとした空気の中に降る雪。気品のある多彩な色柄が足元を華やかに彩る。

基本となる本革スニーカーは、日本の靴作りを担ってきた浅草の老舗メーカーの靴職人の仕事によるもの。脈々と受け継がれ培われた技術と感覚によって、歩き心地の良い上質なスニーカーを生み出している。

優れた職人技によって守られ続けている品質と芸術性は、Made in Japanの要であり、世界に誇るべく日本の姿の一つ。「和魂」のスニーカーは、正にそのクラフトマンシップと日本の伝統が融合した、美しさと機能性を兼ね揃えた唯一無二の一足になるだろう。
自分の好みでカスタマイズできるセミオーダー生産

さらに、「和魂」はセミオーダー生産のため、自分の好みでカスタマイズ可能。着物生地の柄、革、ソールをセレクトすることができる。

カスタマイズでは正絹着物生地20柄を展開予定。

ひとつの反物でもパーツとして切り出す際の向きなどによりその柄行きは様々なので、偶然が織りなす仕上がりは、ひとつとして同じものにはならないという。
シルバー・クロコダイル・パイソンなどの本革20種類、ホワイトとブラックのソール(靴ひもはソールと同色)も用意されているので、自分ならではの遊び心や優雅さを盛り込んで、世界に一つだけの本革スニーカーを作ろう。
パソコンやスマホでオーダーOK!

「和魂」は、21.5cm~32.0cm(0.5cm刻み)展開で、価格は79,200円(税込)。クラウドファンディングの後、2026年1月にECサイトがオープンする予定となっている。
自宅や外出先、海外からもパソコンやスマホでオーダーOK!柄・革のセレクトもじっくりと時間をかけながらも、簡単に注文することができる。
カスタマイズした「和魂」が届くのは、オーダーから約2カ月後で、日本国内はもちろん、海外発送も受け付けるとのことだ。
ショールームもオープン予定
さらに、2026年1月に、江戸時代から続くはきものの街にて、ショールームもオープン予定。詳細は随時公式サイトで発表される。
「スニーカー=着物の新しい姿」という形で継承
日本の伝統衣装である「着物」は、反物と呼ばれる長さ約12mの布を裁断し縫い合わせてできており、その単純な造りが特長ゆえ、ほどき、また縫い合わせる、着る人の背丈や体形に合わせて作り変えられ、次の世代へ引き継ぐもの。
そして、ただ着るための衣装というだけではなく、着物をまとい楽しんだ人々の物語も受け継がれていくもの。
「和魂」では、日本人の魂に宿るそのサスティナブルな美意識と伝統を「スニーカー=着物の新しい姿」という形で継承し次世代へつないでいきたいと願っているとのことだ。
伝統文様の正絹生地×確かな技で作られる上質本革スニーカー「和魂」を、チェックしてみては。
「The Kimono Footwear|和魂 WA-soul」公式サイト:https://kimonofootwear-wa-soul.com
(佐藤ゆり)